来週の戦略方針
株式市場においては激動の1週間が終わり、明日からまた新たな1週間が始まります。
先週は金曜にトランプがコロナウイルスに罹患したことが相場の悪材料となり株価が大きく調整しましたが、米国市場は終わってみますと始値からかなり値を戻しましたし、日経の先物は23,000円でかなりリバっています。
なのでここから考えるに来週のスタートは「トランプがコロナに罹患したけど気にしすぎたな」という市場の反応が出ると考えられそうです。
つまりは好スタートが予想されそうですが、来週もチャート上では要注意が必要かもしれません・・・
それでは来週の戦略方針に移ります。
⭐︎目次⭐︎
現在のポジションのおさらい
まずは現在のポジションのおさらいです。
<買い建>
- すかいらーくHD(3197)
- ダウCFD
- 日経CFD
- 金CFD
<売り建>
- 楽天225ダブルベア(1459)
- 日経CFD
先週との違いは買い建の日経CFDを再入荷したことと、金CFDのポジションがかなり小さくなったことです。
金CFDについては9月末に大きく売却しております。
買い建の戦略方針
今週と同様ですが、来週も指数ごとに戦略方針が違ってきますのでそれぞれ書きたいと思います。
- 日経CFDの戦略
日経CFDは私が投資対象としている3つの指数の中で2番目に危険なチャートとなっています。
日経平均のチャートを見てみると60日線がすでに23,000円付近まで来ており、金曜の下落でちょうど60日線にタッチした格好となっています。
金曜はここで反発してくれたので良かったですが、ここを割るとかなり危険です。
そして、60日線に限らず移動平均線が23,000円に集結しつつあるので、間違いなく次のトレンド形成が近いです。
私は下のトレンドに行くと思っているのですが、そうなる兆候としては移動平均線のデッドクロスに注目しておいてください。
移動平均線が集結しつつある今、デッドクロスなど簡単に起こりかねないので、今週あたりがトレンド転換のターニングポイントにあると思っています。
なので、基本的なスタンスは「押したら買い」でいいですが、来週で状況が一変する可能性もあるので、その際は様子見スタンスに変更になります。
- ダウCFDの戦略
次にダウCFDですが、こちらは3つの中で一番安全です。
先々週まで危険なチャートとなっていましたが、先週の前半で強烈に株価を戻したこともあり、危険域から脱しました。
そのため、ダウCFDについては現状最も安全な指数だと思っています。
なのでこちらは「押したら買い」一択です。
- 金CFDの戦略
最後に金ですが、こちらが現状では一番危険です。
現在の移動平均線の並び順は間違いなく下降トレンドの並び順なので現状では一番危険と書きました。
ただ、先週で株価をかなり戻したこともあり、こちらもダウと同じく来週で危険域を脱する可能性があります。
なので、来週の出方次第になりますが基本は様子見で、状況が改善されれば「押したら買い」という方針になるでしょう。
場合によっては順張り買いも考えています。
売り建の戦略方針
売り建の戦略については順張り買いしかありませんね。
ですが近頃は順張り買いをする隙すらなく、全く下げてくれませんので出番がありません。。。
まとめ
それでは来週の戦略方針のまとめです。
- 日経CFDは基本は「押したら買い」だが、状況次第で様子見へ変更もあり
- ダウCFDは「押したら買い」
- 金CFDは基本様子見、状況好転で購入
- 売り建は順張り買いを待つ
以上です。
来週はどの指数も移動平均線がかなり入り乱れてきているのでチャートの読み取りミス、判断ミスには十分気を付けたいと思います。
その点CFD取引は仕事終わりに取引ができるので、ゆっくり考えて売買出来るのがいい点ですね。
来週も頑張りましょう!!