〜コロナショック反省会〜
コロナショックの影響が株価に反映されておよそ三週間経ちました。
2月25日(火)から始まった大暴落でしたが、これを見越してダブルインバースを買っていた投資家を除いてほとんどの投資家が未曾有の大暴落に大ダメージを受けたのではないでしょうか。
ダブルインバースを持っていた投資家も初動の一週間くらいで手放して逆張り買いをしたら喰われたという方もいるのではないでしょうか。
今回の暴落で本当に笑っているのはごく一握りかもしれませんね。
かくいう私も大大大ダメージを負いました。
というわけでまだコロナショックの最中ではありますが今日の記事は<コロナショック反省会>と称して反省点を挙げていきたいと思います。
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〜反省点その1〜
<初動の暴落で買いすぎた>
暴落の初動が2月25日(火)だったわけですが、普段なら買い建の方に買いシグナルが出たらダブルブルとダウでそれぞれ15万円ずつ買う程度にしていたのですが、なんとこの日はダウ30万、ダブルブル40万ほど買ってしまいました。
これだけ多めに買った理由としては、
・久しぶりの買いシグナルだった
・アナリストが押し目と判定していた
・買っとけばとりあえず上がるだろうという憶測があった
などの理由があります。
1番反省すべき点は2番目のアナリスト任せの判断ですね。
本当の暴落時にはアナリストの予想すら容易に覆す展開が起こるのだと思いました。
信じるべきは己の投資法を貫くことかもしれません。
〜反省点その2〜
<売り建の決済が早すぎた>
これは反省点その1の初動で買いすぎたことが起因したミスです。
玉突き事故みたいなものですね(笑)
暴落初動の前営業日である2月21日(金)の地点で私の持ち株には
・住友化学(200株)
・東京瓦斯(300株)
の売り建銘柄を保有していました。
これらの決済が早すぎました。
最初に売却したのが住友化学(100株)です。2月25日(火)に売却しています。
これは私が設定した売買ルールに則った売却でしたのでなんら問題はありません。
ーーーここまでは冷静だったみたいです。
次に売却したのが東京瓦斯(200株)です。2月26日(水)に売却しています。
この売却は私の売買ルールを完全に逸脱していました。
売却した理由は維持率の回復を目的としたものであり、ルールに基づいた売買はこの地点で早々に崩壊していました。
後出しジャンケンのように感じるかもしれませんが、本来のルールに当てはめると東京瓦斯(200株)を売却するべき日は3月2日(月)でした。
維持率管理をしっかりしていればここまで保有し、さらなる大きな利益を上げることができたかもしれませんね。
次に売却したのが住友化学(100株)です。2月27日(木)に売却しています。
これも先ほどの東京瓦斯(200株)と同じくルールを逸脱した取引になっています。
売却したり理由も同様です。
そして、これが本来のルールに当てはめた売却すべき日です。3月2日(月)でした。
ここまで保有していれば同様に利益が大きくなっていました。
最後に売却したのが東京瓦斯(100株)です。2月28日(金)に売却しています。
これも例によってルール逸脱の取引です。理由は省略します(笑)
本来の売却は3月4日(水)でした。
このように空売りに関してはルール通りの売買をしていれば爆益になっていたかもしれません。
これは大反省点ですね。
〜反省点その3〜
<中期保有銘柄を多くもちすぎた>
これはタイミングが悪かったとしか思えませんが・・・
コロナショックが始まる数週間前くらいから中期保有銘柄の手を伸ばしすぎたのでいくつか売却しようかと思っていた矢先にコロナショックを受けました。
そのおかげで処分しようとしていた中期保有銘柄たちが成す術なく凄まじい株価の下落を受けてしまいました・・・
元々損切りしてまで銘柄の処分をするつもりがなかったので暴落の最中でも売却はしなかったのですが、後始末が相当難儀になりそうです。
反省点としては、買ってから後悔するくらいなら買う前にしっかり考えろ!ですね(笑)
以上が主な反省点になります。
ただ、反省点ばっかり挙げていますが、良かった点も一つだけあります。
〜良かった点〜
<暴落途中からノートレに切り替えた>
基本的にはダブルブルとダウは買いシグナルが出る度に買い増ししていたのですが、暴落中はもちろん買いシグナルがビンビンに出ていました。
しかし、維持率のことを考えて途中から購入を一切しませんでした。
正直ここで買い増しを続けていたら冗談抜きで私死んでたかもしれません。
ということが良かった点です。
今回の相場では学ぶことが非常に多かったですね・・・
この反省を活かしてまた来週からの相場に臨みたいと思います。