【コラム】個別株投資のデメリット

珍しく日記以外で平日に記事を書いてみました。

コラム的な記事になりますのでよかったら読んでください。

個別株への投資ですが、今となっては私はほとんどやってませんがむしろ昔は個別株投資しかしていませんでした。

まあ自分から株式投資を始めようとした人はほとんどの人が個別株投資から入るでしょうからね。

ちなみに結果としては惨敗でした・・・

投資初心者だったからということもあるかもしれませんが、今思うと個別株投資ってものすごく難しくないか？と思ってます。

そこで今回の記事はあえて個別株投資のデメリットをクローズアップしていこうと思います。

　⭐︎目次⭐︎

個別株投資のデメリットその1

＜株価に底がない＞

デメリットその1でいきなりですがこれが最大のデメリットだと感じていることです。

「株価に底がない」とは、買い建なら底があるやんと思うかもしれません。

売り建なら確かに青天井で底がないですね（笑）

ですが、私が言いたいのは「下げ止まりにくい」ということです。

日経平均株価とかは基本的には下がったら株価はまた戻ってきます。

自律反発で短期的に反発がある時もありますし、長期的に持っていてもアベノミクスとかのおかげで結局は株価が戻っています。

しかし、個別株については悪材料が出たりしてひとたび下降トレンドに入るとなかなか下降トレンドから抜け出すことができません。

その下落幅も恐ろしいもので放っておけばいつまでも下落することもあります。

最近でいうと日産（7201）とかペッパーフードサービス（3053）とかが良い例じゃないでしょうか。

そのため、下降トレンドに入った時の絶望感が半端じゃないです。（今まさに私がその状態なのですが・・・）

個別株が下降トレンドに入った際は底が見えないので注意したいものです。

デメリットその2

＜決算日の管理＞

これは主に私と同じスイングトレーダーにとって大きなデメリットになると思われます。

スイングトレードは数日間株を持ち続けて売買差益を得る目的のトレードですが、ここでうっかり決算日を跨いでしまうのはご法度です。

なぜなら、決算というのは株価に与える影響が全く読めないからです。

好決算→材料出尽くしで暴落

悪決算→悪材料出尽くしで暴騰

こんなような理不尽がまかり通る世界です。

これはまさに決算ギャンブルと言えるでしょう。

生粋の賭博師という方はどうぞ挑戦してみてください・・・

デメリットその3

＜権利落ち日管理＞

これもスイングトレーダーにとっては見落としがちなことです。

特に3月や9月は権利落ちに設定している企業が多いので気を配ると思うのですが、

それ以外の月を権利落ちとしている企業は要注意です。

空売りを仕込んだけど権利確定日を跨いでしまって配当分を支払しなければならなくなったり、買い建で仕込んだけど権利落ち日管理を怠って配当以上の下落を喰らう、なんてことがありますので権利落ち日の管理は必須です。

個別株を買う時はその銘柄が何月に権利落ちとしているか確認してから買いましょう。

うーんめんどい！！

デメリットその4

＜唐突な材料の出現＞

これは個別株の理不尽な面でもあり、ロマンでもあります。

購入していた個別株の企業に突然の出来事があり、株価が大きく動くことがあります。

これは決算とは違い本当に唐突にやってくるので避けようがありません。

特に出来高や時価総額の低い銘柄ほど材料が株価に与える影響が大きいので注意が必要になります。

最近の私の例で言うとユーグレナ（2931）で同じような状況に陥りました。

1月24日に空売りでインしたのですが、その数日後にミドリムシをバイオジェット燃料に活用するみたいなニュースが飛び込んできて株価が暴騰。

幸いにも暴騰の初動で逃げられたので大事には至らなかったですが、ユーグレナも出来高・時価総額ともに大きくない銘柄だったのでやはり注意が必要だと感じました。

さいごに

今回は個別株投資の悪い面だけを取り上げましたが、もちろん個別株投資には良い面もあります。

何よりこれらの条件を飲んで成功している個別株投資家の人たちは本当に尊敬します。

私はそこまで用心深い人間ではないのでこれらの条件を飲むことができずETF投資に移りましたが、個別株は10倍株といったロマンがありますのでやってみる価値は十分あると思います。

今度時間があるときに個別株の良い面を取り上げてみようと思います（笑）