【コラム】相場下落時の対応
2月に始まったコロナショックで株式市場はリーマンショック級の下落となりました。
そして私もその下落に見事に直撃しましたが、多くの投資家達が退場していく中なんとか株式市場に生き残ることができました。
本当に上手い投資家はこのコロナショックで売り建を目一杯入れて大儲けしていると思うのですが、株式市場に生き残ることがまず第一だと思いますので私が実践したことを書いていきたいと思います。
私はトレードが上手いわけではないので参考までに見てください・・・
⭐︎目次⭐︎
下落時に必要なトレード
時間軸での分散投資
株式投資でよく目にするアドバイスとして「分散投資」という言葉があります。
これはいろんな業界の銘柄に投資することや多くの銘柄に投資するということも表しますが、重要なのは「時間軸での分散投資」です。
これはいわゆる積立投資ってやつですね。
タイミングを見極めて「ここだ!」というタイミングで資金を一気に投入するのは一括投資と言いますが、リターンは大きいかもしれませんがリスクもその分大きいです。
相場が下落中に根拠もなく一括投資してもよっぽど底値を取れる凄腕のトレーダーでない限り塩漬けになるか大損して損切りするのが関の山です。
しかし、時間軸での分散投資ならインするタイミングはあまり考えなくて大丈夫です。
「押したら買い」
これを実践して反発の機会を伺えば自然と平均購入単価が下がってるので利益が出しやすくなると思います。
また、予想に反して下落し続けた時でも一括投資より損失額は少なく済みます。
空売り
これは信用取引を行なっている方限定ですね。
相場が下落している時は空売りで大儲けできるチャンスです。
相場は上昇するスピードは遅いのですが、下落する時は一瞬です。
すなわち、この流れに乗れば一瞬で大きな利益を得られるでしょう。
ただ、空売りする銘柄を選ぶときに少なくとも注意したいことがあります。
小型株はやめましょう
小型株は好材料が出ると青天井で株価が上がっていくので非常に危険です。
まあそもそもJASDAQやマザーズ、東証2部の銘柄で制度信用をできる銘柄は限られていますが、、、
東証1部銘柄でも極端に出来高が少ない銘柄もあるので注意しましょう。
狼狽売りはしない
相場下落時において損切りは非常に大切なことですが、狼狽売りはやめましょう。
今回のコロナショックのような大暴落を狼狽売りせずに最後まで持ち続ける私のような戦法はあまりお勧めしませんが、そうでない軽い調整で相場が下落したからといって狼狽売りをしてはカモになるだけです。
狼狽売りせずに相場が底を打つのを待つか、前述の時間軸での分散投資によりピンチをチャンスに変えるようにしましょう。
あまりお勧めしたくないこと
ダブルインバースの購入
相場下落時にどうしても買いたくなるのが日経ダブルインバース(1357)です。
ただ、私はこの戦法をお勧めしたくありません。
苦い経験があるので・・・
ダブルインバースというのはあくまで短期の売買でリスクヘッジ目的ならある程度いいかもしれません。
しかし、この銘柄は中長期の目線で見ると圧倒的に不利な銘柄です。
性質的に中長期でほぼ確実に下落する仕組みになっています。
そのため、ダブルインバースを買ったものの予想に反して相場が上昇してしまうと、二度と買付単価まで株価が戻ってこないなんてこともザラにあります。
しかもこの性質から前述の時間軸による分散投資の効果も薄れます。
いくら分散投資をしたって最終的に株価が戻ってくれなきゃ損失が膨らむだけですからね。
なので私はダブルインバースはお勧めしません・・・
過去に一撃マイナス20万の損失を出したこともあるので反面教師にしてください・・・
おわりに
これらの戦法についてはコロナショック以前から心掛けていましたが、コロナショックを通じてさらに重要だと感じました。
特に一括投資は大変危険ですのであまりやらないようにしましょう。
かくいう私はアナリストの言葉を信じて日経平均21,800円あたりでダブルブルを多めに買ってしまったのですが・・・
世の中に絶対という言葉はあまり存在しないので皆さんは気をけてくださいね!!!