【コラム】ETFの選び方
私はこれまで専ら個別株投資しかしてきませんでしたが、今年からETF中心の投資法にシフトしました。
そこで購入するETFを4つに絞って売買していますが、どういった基準でこれらを選んだか書きたいと思います。
あくまで個人的な意見・基準で選びましたのでどれが正しいとかではないのでご注意ください。
⭐︎目次⭐︎
<その1>チャートの向き
ETFを選ぶ基準その1がチャートの向きです。
これはETFによらず個別株にも言えます。
そして、この要素が最も重要だと思います。
見方は単純でチャートを見て株価が右肩上がりになっているETFを選ぶべきです。
おすすめは月足チャートで見て右肩上がりになっているものを選ぶことです。
私が購入候補としているダウブル、リート、純金などはどれも月足が右肩上がりになっています。
<その2>信託報酬
私は楽天225ダブルブル(1458)をよく購入していますが、NF日経レバレッジ(1570)とかもダブルブルと全く一緒要素を持つETFとなっています。
ただ、この2つのETFの信託報酬を比べると
楽天225ダブルブル・・・0.35%
NF日経レバレッジ・・・0.8%
このようにダブルブルの方が信託報酬が低く設定されています。
信託報酬はファンドに支払う報酬なので投資家としては低いに越したことはないと思います。
まあその分日経レバレッジの方が多少運用が上手いのかもしれませんが、私は体感的にどっちも一緒だと思っています。(笑)
<その3>最低単元数
これも信託報酬と似たようなもので、ETFの要素としては同じであるにも関わらず購入最低単元数が違うことがあります。
投資金が潤沢にあって最低単元数を気にしない方はいいと思うのですが、
「1回の購入は5万円」
「10万円以下の単位で購入したい」
こういった方はなるべく最低単元数の低いETFを選んだ方がいいです。
ちなみに私の選別した4つのETFは全て最低単元数が1口となっていますので金額調整がしやすいです。
<その4>その他の要素
その他の要素は優先度的には低いのでそこまで気にしなくてもいいかもしれません。
分配金
ETFの中には分配金が出るものがあります。
個別株の配当金みたいなものですかね。
配当金と聞くと分配金実績が高い方が良いと思いますが、分配金があるとその分基準価額が下がる可能性もはらんでいるので一概に良いとは言えないですね。
なので私は分配金に関しては気にしていないです。
出来高
出来高が低いETFだと購入や売却をするときに約定しにくくなるので出来高は高い方がいいです。
これは個別株にも言えることですよね。
最近出たばかりのETFとかだと出来高が低いものもあるので注意が必要です。
さいごに
ETFは以前まで信託報酬がかかるという点から敬遠してきましたが、ファンドが運用してくれるので投資難易度は低い商品だと思います。
ただ、ETFの中にも右肩下がりでひたすら資金を減らすようなものもあるので注意が必要です。
私が挙げた条件が正しいとは言いませんが、ETFだからといって適当に買って良いものではないのである程度自分の中で条件を決めて銘柄を選んだ方が良いですね。
皆さんもぜひETF投資を始めてみてはどうでしょうか。